介護士に人気が高い資格には、医療介護福祉士や認定介護福祉士などがあります。そんな中、今新しい資格として注目を集めている介護系の資格の1つに、介護ケアセラピーがあります。
この資格は介護士はもちろん、セラピスト、さらには自宅介護に役立てたいという方まで幅広く評判を集めています。介護現場を利用する高齢者はセラピーを取り入れることにより、高いリフレッシュ効果を得ることができます。

介護ケアセラピーとは、高齢者の身体的な自立のサポートに特化した資格です。主に身体ケアの基礎を学び、リハビリの技能を身につけます。その為、介護ケアセラピーは別名を介護整体技能士とも言われています。
介護ケアセラピーにおいては、高いコミュニケーション能力が求められます。セラピーは心理ケア療法なので、身体的リハビリはもちろん、心もリフレッシュしてもらう事が目的にもなっています。コミュニケーションを取りながら施術を行うことによって、高齢者の身体的自立を更に期待できるようになるのです。
またリハビリと聞けば施術に痛みを伴うイメージがありますが、この介護ケアセラピーは、柔らかでしなやかな手技なので痛みがないのが特徴です。

介護ケアセラピーの資格は、全国健康ケア協会の訓練センターか、全国健康ケア協会が指定訓練機関に指定しているジャパン整体アカデミー、または日本介護整体学院でそれぞれに講座を受けることで取得できます。受講終了後には、協会から介護整体技能士の認定証が授与されます。